大学を卒業して、
社会人になります。
最初の半年はプログラミングや
画像処理の仕事をしていました。
しかし、パソコンの画面だけを見て
毎日を過ごすことに疑問を感じ、辞めて、
スポーツクラブのスタッフになります。
働くことの楽しさ、仲間のいることの大切さ、
人と接することのおもしろさを教えてもらった場所でした。
2年後、更に質の高い接客をしたいとの想いから、
外資系ホテルのベルスタッフになります。
ここでも、素晴らしい同僚に恵まれ、
やりがいのあるお仕事をさせていただきました。
(この2社での経験から、働くということは
楽しく素晴らしいことだと私にはインプットされています)
外資系ホテル時代
しかし、大学を卒業してから、
絵は全く描けなくなります。
それまでは、描くことに苦を感じたことがなかった。
音楽を聞けばそこから描ける。想像は限りなく。
紙の前に向かえばペンが走る。
そのような状態から、
全くチャンネルが合わない状態になりました。
描きたいという想いは常にあり、
紙を出しペンを持ってみる。
けれど、何も降りてはこない。
日々は充実しているけれど
依然として絵は描けない。
そういう状態が、7年ほど続きます。
7年て、改めて見ると長いよね!
でも当時は毎日楽しく仕事をしていたし、
それほど深刻な悩みではなかったんです。
人間活動(って言ったのは宇多田ヒカルでしたっけ・笑)に夢中でした。